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シルヴァー・レイン

『シルヴァー・レイン』
グラミー賞を見事に受賞した前作『M2~パワー・アンド・グレイス』(2001)から、4年ぶりに発表されたスタジオ・アルバムであり、ソロ作品としては通算6作目となる本アルバムが、この 『シルヴァー・レイン』 です。

B000793EYSシルヴァー・レイン
マーカス・ミラー

by G-Tools


M2のレビューで、なんかもやっとした感じを受けるんですよ、と書きました。

では、『シルヴァー・レイン』を最初に聴いた時の第一印象はどんなだったかというと、
なんかスッキリと明るいじゃんか☆ だったのです。




1, イントロ・ダクション (Intro Duction)
まず、短いイントロでアルバムは始まります。
32分音符を多用したこのセクションでは、マーカス・ミラーのチョップが炸裂!といった感じで、このアルバムでの彼のプレイを予感させてくれる小粋なナンバーです。


2, ブルース・リー (Bruce Lee)
安定したミディアム・テンポの上で自由に弾きまくるマーカス。マーカスの超人的なベースを期待する人もきっと満足すること間違いなし!?

所々でホーンが全体の雰囲気を盛り上げ、そして引き締めます。
エフェクトのかかったコーラスのあとで登場するサックス・ソロが秀逸です♪


3, ラ・ヴィレット (La Villette)
レイラ・ハサウェイのヴォーカルがフィーチャーされた曲。
この曲を聴いてまず思ったのは、マーカスのベースの音ってやっぱり格好いいなぁ、ということ。
ワタシは好きですよ、マーカスのプレイも音色もね。

さっきの2,もそうでしたが、こちらでも聴かせてくれます!弾きまくってます!
ちょっとフラメンコ・ギターのようにも聴こえる超高速のスラップ・フレーズも顔を出します。

いやいやそれにしてもレイラ・ハサウェイの声がいいですね。マーカスとはライブなどでも共演したことのある彼女のヴォーカルが気にいっているという人にもオススメの1曲です。


4, ビハインド・ザ・スマイル (Behind The Smile)
この曲ではハーモニカが結構いい味を醸し出しているのです。グレゴリー・マレットという人が吹いているようです。なんかパット・メセニーのザ・ウェイ・アップにも参加しているそうです。

なんですとー!?ってことはワタシ聴いたことあるはずじゃないですかー(笑)

これからはメイン以外の演奏者にも、もっと意識を向けようtっと。


5, フランケンシュタイン (Frankenstein)
ギターとホーンによるエネルギッシュなユニゾン・フレーズで始まり、テンションがどんどん高まっていくこのナンバー。全体的に重量感のある演奏が繰り広げられている感じです。
なんとエドガー・ウィンターのカヴァーです。(ジョニー・ウィンターなら昔よく聴きましたが・・・)

ベース好きな方は曲の中盤から後半にかけてのマーカスのベースに注目です!
ベースは楽しめるんですが曲調はどっちかっていうと苦手かな、こういうのw


6, ムーンライト・ソナタ (Moonlight Sonata)
カヴァー曲が続きます。
今度は「月光」です。ベートーヴェンの"Moonlight Sonata"です。
ブルース調にアレンジされた月光っていうのも面白いのかも知れません。


7, レゲ・ウーマン (Boogie on Reggae Woman)
またまたカヴァー曲です。
スティーヴィー・ワンダーの曲を演ってます。

3曲続いたカヴァー曲の中でワタシはこれが一番好きですね。
単純に聴いていて楽しいっていうか、そのリズムにノセられてしまう感じとでもいいますか。

機会があればぜひオリジナルと聴き比べてみることをオススメします♪


8, パリ (Paris (Interlude))
1分程度の短い曲ですが、マーカスの情感溢れる好演奏を聴くことが出来ます。
マーカスの弾くしっとりとしたフレットレスも良いですね。


9, シルヴァー・レイン (Silver Rain featuring Eric Clapton)
さて、アルバム・タイトル曲です。
ミスター・スローハンド!エリック・クラプトンとの共作で本人もレコーディングに参加しているとくれば、いやがおうにも期待は高まります!

そして期待以上の素晴らしさにしばしうっとりと聴き入るのでした。


10, メイク・アップ・マイ・マインド (Make Up My Mind)
どんな楽器もこなせるというマルチ・プレイヤーのマーカス。
そんな彼のもうひとつのメイン楽器とも言えるのが、バス・クラリネットだ。
今までもアルバムやライブなどで聴くことができたバスクラが本作でも登場しています。

普段ジャズやフュージョンを聴いている方にとっても、あまり馴染みのない楽器だと思いますからこの機会に聴いてみてはいかがでしょうか?

その独特の音色の虜になっちゃうかも知れませんよ~。


11, ガールズ・アンド・ボーイズ (Girls and Boys)
ここからまたカヴァー曲が続きます。
まずはプリンス1986年のアルバム「パレード」に収録されていた『ガールズ・アンド・ボーイズ』です。

プリンスに詳しくないワタシは曲名をみたとき、
なんかボーイがガールにミーツしそうな感じだな。
と思いましたw

メイシー・グレイのヴォーカルが最高にイカしてます!めちゃくちゃ格好いい!
そしてマーカスのベースが軽快にテーマを奏でます。いや、“ハジイテ” ます!!!

アルバム前半のカヴァーはちょっと苦手っぽかったワタシですが、このプリンスのカヴァーは好きです!
何しろ聴いていて楽しいですからね~♪やっぱり理屈抜きで聴けるこういう曲好きです。


12, ソフィスティケイテッド・レディ (Sophisticated Lady)
言わずと知れたジャズの巨人、デューク・エリントンの曲としてあまりにも有名なこの曲。
ここでは先ほども10,で登場したバスクラが再登場です。マーカスが奏でるフレットレス・ベースも大活躍してます!

マーカスのスラップが大好きで、彼のアルバムを聴くときの動機の8割がそれなワタシですが、彼の別の一面を聴くことが出来るこういったナンバーに出会って新鮮な驚きを感じるのもひとつの楽しみであったりします。


13, パワー・オブ・ソウル (Power of Soul)
お次はジミ・ヘンドリックスのカヴァーですね。

とにかくパワフルで勢いのある演奏です!ズシンとお腹に響くようなマーカスのベース音。それに鋭く突き刺さるように弦を引っ掛けて弾くなプル(スラッピング)の音色のカッコいい事!!!

ディーン・ブラウンのギターも大活躍してます。ディストーションが強くかかって歪んだソロに拍手!!!


14, アウトロ・ダクション (Outro Duction)
さて、一応この曲がアルバムのラスト曲ってことですね。(残った2曲はボーナス・トラック)

1,のイントロ・ダクションと対をなすような短いナンバーです。
マーカスのチョップが炸裂してます!ワタシは思わずニンマリですw


15, イットル・カム・バック・トゥ・ユー (It'll Come Back to You)
ほっと一息つくことが出来そうな、そんな雰囲気の曲が国内盤のボーナス・トラックとして収録されてます。
ここまで聴きながらレビューを書いてきて若干お疲れ気味のワタシ(苦笑)を癒してくれるようなそんな曲だと感じました。
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16, シルヴァー・レイン (ジョーイ・キブル)
そしてアルバム・タイトル曲がここでも登場します。
9,に収録されていたものは、この曲の共作者でもあるクラプトンが参加していたものですが、こちらはテイク6のジョーイ・キブルがリード・ヴォーカルをとったヴァージョンのようです。

こっちもいいな。結構好みです。
あとでクラプトンの方と聴き比べてみようっと。いやマジでいいな・・・こっちもw



いろいろなジャンルからのカヴァー曲の印象が強い本作ですが、ジミヘンからベートーヴェンまでが違和感なく共存していることがちょっと意外というか驚きです。

マーカス・ミラーがサポートで参加しているアルバムは好きだけど、どうもソロ・アルバムはね・・・みたいに思っている人がいたら、ぜひ本作を聴いてみて下さい。

これだけカヴァー曲を取り上げていているのに、全体を通して聴いてみるとそこには「マーカスの音楽」があるようにワタシは感じました。
ベースばかりが目立つようなアルバムではなく、彼のベースもふんだんにフィーチャーされているけれど、それにも増してアルバムとしてのトーナリティがとれたバランスの良い作品だからこそ、そう感じたのだと思います。
プロデューサーとしての才能/手腕も優れているマーカスが、自分の作品においてもそれを発揮することが出来、また一歩理想に近づくことが出来たのが本作品なのかも知れません。

Ranking投票お願いします

B000793EYSシルヴァー・レイン
マーカス・ミラー

おすすめ平均 star
starプロデューサーとしての
star誰にも聞きやすいアルバム
starベートーヴェンの月光やってる。。
starやってくれますね
starMarcus最高傑作!!

曲名リスト
1. イントロ・ダクション
2. ブルース・リー
3. ラ・ヴィレット
4. ビハインド・ザ・スマイル
5. フランケンシュタイン
6. ムーンライト・ソナタ
7. レゲ・ウーマン
8. パリ
9. シルヴァー・レイン (エリック・クラプトン)
10. メイク・アップ・マイ・マインド
11. ガールズ・アンド・ボーイズ (メイシー・グレイ)
12. ソフィスティケイテッド・レディ
13. パワー・オブ・ソウル
14. アウトロ・ダクション
15. イットル・カム・バック・トゥ・ユー (日本盤ボーナス・トラック)
16. シルヴァー・レイン (ジョーイ・キブル)

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