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ドレフュス・ナイト (Dreyfus Night in Paris)

ミシェル・ペトルチアーニ。
彼は1999年1月6日に亡くなりました。36歳という若さで。
それは、ライブ・アット・ブルーノート東京が1998年の10 月に発表
されてから、わずか3ヶ月後の出来事でした。

彼は先天性骨疾患のため、20歳まで生きることは出来ないと医者に言われて
いたといいます。
ピアノを愛し、その一生をピアノとともに過ごしたペトルチアーニ。
彼が36歳という短い生涯の中で我々に残してくれたたくさんの素晴らしい演奏。

これから紹介しようとしている作品も、そのうちのひとつです。
マーカス・ミラーと共演し、2人の代表曲が取り上げられたこのアルバム。
B00011V84KDreyfus Night in Paris
Marcus Miller / Michel Petrucciani / Kenny Garret

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[携帯用リンク>>Dreyfus Night in Paris]

収録曲はわずか3曲。収録時間は50分強。
この作品に収められているのは、1994年に録音されたLIVE演奏です。

【収録曲】
1,TUTU
2,ザ・キング・イズ・ゴーン
3,ルッキング・アップ

※国内盤の詳細はコチラ → ドレフュス・ナイト

人気blogランキング>>



1,TUTU
この曲のオリジナル・ヴァージョンは、Miles Davisが1986年に発表した
アルバム、Tutuに収められていたものです。

このアルバムには、マーカス・ミラーが大きく関わっており、ベースのサウンド・
メイキングから、キーボード、サックス、リズムマシーンなどのほとんどを手がけた
そうです。

マーカスは自身のキャリアにおいても、ことある毎にこの曲を取り上げており、
今は亡きマイルスへの深いリスペクトを感じとることが出来ます。

詳しくは知りませんが、この曲のタイトルは、反アパルトヘイト運動家として
1984年のノーベル平和賞を受賞したデズモンド・ツツ(1931年ヨハネスブル
グ生まれ)からつけられているそうです。
有名な曲なので、ココをご覧になっていらっしゃる方は既にご存知かも
知れませんね。


肝心の演奏のほうはというと、ペトルチアーニのピアノもマーカスのベースも
良い演奏をしているのですが、やはりケニー・ギャレットのサックスについて
触れないわけにはいきません。
この1960年、デトロイト生まれのサックス奏者から発せられる音がとにかく
カッコいいんですよね。ワタシの良く聴くミュージシャンのアルバムへの参加率
も何気に高い彼の演奏には今後も注目していきたいと思ってます。

ビレリ・ラグレーンも角のとれた丸い感じの音色で、切れ味のするどいフレーズ
を弾いて、ワタシを楽しませてくれます。
なんかビレリ・ラグレーンに対する印象がちょっと良くなりました♪

マーカスはいつもの彼ですw
自分のスタジオ・アルバムにも収録されていますし、ライブでもたくさん
演奏しているせいか、こなれている感じがします。
曲中のところどころで、マーカス色が散りばめられたベース・プレイを
堪能することが出来ます。マーカス・ファンの人も思わずニヤリといったところでしょう!

そして、いつにも増して粒立ちのハッキリしたペトルチアーニのピアノも
たっぷりと聴くことが出来ます。
彼の音楽に耳を傾けるときに、“聴こえてきて欲しい音”がそこにあります。
心の底からピアノを弾くことを楽しんでいるといった感じがします☆


2,ザ・キング・イズ・ゴーン
最初の1分間くらい、レニー・ホワイトのドラム・ソロがあります。
どちらかというと派手な感じではないようです。
その直後にケニー・ギャレットのサックスが登場し、聴かせてくれます。

マーカス・ミラーのザ・キング・イズ・ゴーンに収録されていたこの曲。
ペトルチアーニを始め、ケニー・ギャレットやレニー・ホワイト、そして
マーカス自身の手によって、新たな息吹を吹き込まれているかのような演奏です。

とても丁寧に演奏されているなぁ、という印象を受けました。
みなそれぞれマイルスへの思いは異なるのでしょうが、その気持ちをそっと
曲にのせて彼のもとへ届けようとしていたのかも知れません。

じっくりと聴き込んで欲しい1曲です。


3,ルッキング・アップ
最後は、ペトルチアーニの代表曲のひとつであるこのナンバー。

爽やかなペトルチアーニのピアノに、マーカスの控え目だけど的確な
スラッピングがGoodです。

そしてココでもまた、ケニー・ギャレットの素晴らしくてWonderful ! な
サックスを聴くことが出来ます!
いや~参りました。この人とっても良いです。

少しずつ盛り上がりをみせていく演奏の中で、ペトルチアーニの美しい
タッチのピアノがたっぷりと楽しめます!ホント楽しい(^_^)v

レニー・ホワイトのドラムスがリズムで曲に表情をつけていく中、
マーカスのベースが暴れ始めます!
硬質な音色のドンシャリ・サウンドで、手癖を織り交ぜた特徴的なフレ
ーズをこれでもかと放ってくる彼のプレイに圧倒されるのは、決して
マーカス・ファンだけではないでしょう!!!

マーカスの独壇場が落ち着くと、今度はペトルチアーニ!
そしてギャレットが!!!さらにレニー・ホワイトがすごいドラムを
叩いています!!!

16分におよぶこの演奏。
最初から最後まで続く緊張感のものすごいことといったら特筆ものです。
各パートの魅力が、どこを切っても現れてくるようです!!!

後世まで語り継がれるペトルチアーニの素晴らしい曲だと思いました。


【まとめ】
今回は簡潔に。。。

(@_@)/ずばり買い!
ジャズ好きにも、フュージョン好きにも、そしてそれ以外の人にもオススメ
したい素晴らしい作品です。

人気blogランキング。ぜひ投票を。






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コメント

こんにちは

こんにちは。
Jazzを聴こうぜBLOG版のTAROです。
相互トラックバックありがとうございます。
「Dreyfus Night in Paris」は僕も聴きました。
Tutuなんていうどっちかというと黒い曲を真っ黒なメンバーに囲まれて、違和感なく弾ききってしまうPetruccianiってやっぱすごいですよね。

また遊びに来ます。
では。

ようこそ♪

TARO さん

こちらこそ、TBありがとうございました。
TARO さんのブログ、ワタシも拝見させていただきました。

TARO さんが、ペトルチアーニの音楽にいだいている思いが、ヒシヒシと伝わってくるような記事で、最後まで興味深く読ませていただきました。

ワタシも、また遊びにいきますね。
では!

追記
そちらへのリンクを貼らせていただいても、よろしいでしょうか?
差し支えなければ、ぜひお願いしたいです。

是非

リンクの件は、もう僕のところのようなしょぼいBLOGに貼って頂けるなら是非お願いします。
こちらからも晴らせていただきますね。

ありがとうございます。

TAROさん、こんばんわ。

リンクの件、ありがとうです。

さっそく貼らせていただきました。

100の質問、とても面白そうですね!
ちょっと、時間かかりそうだけど、やってみたい・・・

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ミシェル・ペトルチアーニに音楽の本質を見る

昨日聴いていたMichel Petrucciani(ミシェル・ペトルチアーニ、p)なんだけど、この人って大理石病(だっけ?)という、骨が硬化して成長しなくなる(だったか?)病気を持っていたんだよね。だから36歳(だっけか?)で若くして亡くなった。骨が成長しないって事は背も伸び

上を向いて歩こうよ~♪

坂本九ではなくて、ミシェル・ペトルチアーニの「Looking Up」です。 ? Looking UpはDreyfus Night in Parisというアルバムに収録されている曲のですが、これがなんと言いますかペトルチアーニ自身の、生きることに対する喜びが満ち溢れたような、躍動感溢れるとても感

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